ルーターが原因で起こるゲーム×在宅ワークのトラブル

結論から言うと、ゲーム中のping上昇やラグ、Web会議の映像が固まる現象は、多くの場合ルーターがボトルネックになっています。
光回線を契約していても、ルーターの性能が古かったり、同時接続台数が多すぎたりすると、本来の速度が出ません。VALORANTのような対戦ゲームでは、pingがわずかに荒れるだけで撃ち合いの勝率に直結します。
日中はWeb会議、夜はゲームという在宅ワーカー×ゲーマーの生活スタイルでは、両方の通信を安定させられるルーター選びが重要です。この記事では、ゲーム性能を軸にしながら、在宅ワークでも快適に使えるルーターメーカー3社を紹介します。
ゲームに強いルーターの選び方4ポイント

ルーター選びで見るべきポイントは、次の4つです。
- Wi-Fi規格(Wi-Fi 6/Wi-Fi 7):最新規格のWi-Fi 7は、複数の周波数帯を同時に使うMLO(Multi-Link Operation)という技術に対応しており、通信の安定性が高くなります
- 有線LANポートの有無・数:ゲーム機やゲーミングPCは有線接続が基本のため、2.5Gや10Gなど高速な有線ポートを備えたモデルが安心です
- 同時接続台数:PC・スマホ・ゲーム機・スマート家電まで含めると、家庭内の接続台数は意外と多くなります
- QoS機能:QoS(Quality of Service)は、通信の優先順位を調整する機能です。ゲーム機やゲーミングPCの通信を優先設定しておけば、家族が動画を見ていても回線が圧迫されにくくなります
在宅ワークの視点では、Web会議用のPCも安定した帯域を確保できるかがポイントです。QoS機能があれば、ゲームと会議の通信を両立しやすくなります。
ゲームと仕事両方におすすめできるメーカー3選

ルーターは商品の入れ替わりが早いため、ここではメーカーごとの特徴で紹介します。価格・型番は執筆時点のものです。購入前に最新モデルを確認してください。
① ASUS|ゲーミング性能を追求したいならこのメーカー
ASUSはゲーミング専用ポートやQoS機能が充実しており、通信を優先処理する機能に強みがあります。価格帯はミドルからハイエンドまで幅広く、代表機種にはTUF Gamingシリーズやクアッドバンド対応のROG Raptureシリーズがあります。
対戦ゲームをよくプレイし、性能に妥協したくない人に向いています。
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② TP-Link|価格と性能のバランスを取りたいならこのメーカー
TP-Linkは、Wi-Fi 7対応モデルを比較的手頃な価格から展開しているのが特徴です。Archerシリーズには、エントリー向けのトライバンドモデルから10Gの有線ポートを備えたゲーミング寄りのモデルまで揃っています。
価格を抑えつつ最新規格を試したい人、有線接続も重視したい人におすすめです。
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③ eero|設定のしやすさ・メッシュ対応を重視するならこのメーカー
eeroは、アプリでの初期設定がシンプルで、ネットワーク機器の扱いに慣れていない人でも導入しやすいメーカーです。ゲーミング専用機能は控えめですが、メッシュ対応(複数台のルーターを連携させ、家中の電波の届きにくい場所をカバーする仕組み)で家の隅々まで電波を届けやすい設計になっています。
在宅ワーク中心で、ゲームもたまに楽しみたいという人にちょうど良いバランスです。
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注意事項|プレイするゲームによっては有線接続すること
私自身、無線でVALORANTをプレイしているとき、ラグやパケットロス(通信データの一部が届かない現象)を感じることがありました。有線接続に切り替えてからは、pingが安定し、パケットロスもほとんど起きなくなったと感じています。コンマ秒を争うFPSでは、この差は無視できません。可能であれば、ゲームをするPCだけでも有線LANでつなぐことをおすすめします。価格は執筆時点のものです。購入前に最新価格を確認してください。
ゲーミング、在宅環境を整え中の方はこちらの記事も合わせて参考にしてみてください。

配線工事なしで高速Wi-Fiを使いたい人へ|WiMAXという選択肢

「引っ越しが多い」「賃貸で工事ができない」という人には、WiMAXという選択肢もあります。
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ただし、WiMAXは電波状況によって速度が変わりやすく、対戦ゲームのpingを重視する場合は固定回線に軍配が上がりやすい傾向があります。Web会議や動画視聴が中心で、工事不要のスピード感を優先したい人向けの選択肢と捉えてください。
ルーターを替えても遅いなら回線そのものが原因かもしれない
ルーターを最新モデルに替えても速度が改善しない場合、そもそも契約している光回線の速度が足りていない可能性があります。
以前書いた光回線の比較記事も参考にしてみてください。ルーターと回線、両方を見直すことで根本的な改善につながります。

また、回線の検討と合わせて電気代の見直しも検討している方はこちらの記事も参考にしてみてください。

まとめ
私がこの中から選ぶとしたら、①のASUSです。ゲーミング専用ポートとQoS機能で通信を優先しつつ、幅広い価格帯から選べるからです。在宅ワークの会議とゲームを両立させたい人には、ちょうど良い選択肢だと感じています。
価格を抑えたいなら②のTP-Link、設定のしやすさを重視するなら③のeeroがおすすめです。ただし、今回の体験からも分かる通り、有線接続の効果はルーター選び以上に大きい場合もあります。可能な範囲で、ゲームをするPCだけでも有線接続を検討してみてください。

ルーターを替えても回線そのものが遅ければ効果は半減します。ゲームに向いた光回線の選び方はこちらで解説しています。


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